半分こにしなさい

1/4でもいいよ

人生における「希少部位」

希少部位。ステーキとか焼肉とかフォアグラとかそんなものがこの世にはある。

そしてそれは人生においても存在する。(しかしこれは『この一瞬一瞬は一回しかないよ!』みたいなしゃらくせえ言動に賛同するものではないということを先に述べておく。)

例として挙げると卒業式。高校生まででも3回。多くて5ぐらいじゃないだろうか。

入学式もそうである。少ない人は3ぐらいの人もいると思う。これってやばくない?卒業入学したりなくない?(先生は毎年やってんだろというのは今は置いておいて)意味も不明に泣きたくない?保護者会で買った飾り胸につけて、校門の前で撮影したくない?

あれ今思うとすごい。学校行事ってまぁ何回かできたりするんだけどあれだけは各一回ずつなんだよね。ヤバいっしょ。

でも卒業式の準備は嫌いでしたね。片付けはなんか良かったけど。

ここで追加の説明になるが価値があり少ないので希少部位なのであって、価値のないが少ないことは希少部位ではない。例として学校でめっちゃ怒られた(話題にこそなるが)や仮病をしたなどの数少ない悪い思い出は希少だが価値がない。よって廃棄処分にしましょう。

本題に戻ると、小学〜中学、中学〜高校の『間』。これもまた一回ずつしか体験できない希少部位だろう。

小学〜中学の間はぼんやりとyoutubeを見るぐらいだったが中学〜高校の間は結構緊張してた。それでもやることはただぼんやりすることではあったが。

またこれまでのことには希少性は劣るが中学時代は結構レアじゃないだろうか。

高校は結構ドラマやアニメゲームなどの舞台にもなりやすく小学校もまた然りだが中学校といえばの印象ってそんなでもない気がする。

そしてこれまで6年だったのに3年。しかもまだ大人になった感はあんまない(個人差はあるが)。そして何よりまだ親の規制が厳しいというのもあるだろう。

自分はかなりの地方出身だったのもあるが高校と違いヘアセットとかもやれなかったし友達とどこか街に出かけるとかもあまりしなかった(これに関しては田舎だったので街に出るまで2時間かかるのと通路が通っていなかったことの方が大きい)。

親は自由にやっていいよと言っていたものの友は親はそうでもないという人がそこそこいた。こういう差があると結局落ち着くのはスーパー行くのとテニスすることでしかなかった(それでも十分ではあったが)。

かなり枠がずれてしまったが中学はそういった理由もありうすしおだった印象だ。

かなり強引にオチをつけるがこういった人生の希少部位ってその当時は気づかないことが多い。後になってもう一回したいなという方が多いがこれに関してはどうしようもないので、生きるしかないなぁと思いました